菊花賞回顧〜血統の証明。若駒と若武者の決断〜
まず投稿が遅れましたことを謝罪。
生活がどうしても不規則になってしまう関係でなかなか筆を進められませんでした。
ともかく先日決着した菊花賞について
何が起きたのかを読み解いていきます。
1着 タイトルホルダー
2着 オーソクレース
3着 ディヴァインラヴ
4着 ステラヴェローチェ
5着 ディープモンスター
鷹の目も本命に指名しておりましたタイトルホルダーが堂々の逃げ切り勝ち。
鞍上、横山武史騎手は異なる乗鞍でクラシック個人二冠を達成しました。
おめでとう!ありがとう!って感じです。
対抗にあげたレッドジェネシスは13着と奮わない結果になりましたが▲ディープモンスターは掲示板内。
ディヴァインラヴも3着、そしてこれは競馬仲間とレース直前に話していたことなのですが
パドックをみてオーソクレースを外枠でしたが
馬券に入れました。
なので個人的に馬券は完全勝利となり秋G1は
スプリンターズS ◎ピクシーナイト 1着
秋華賞 ◎ファインルージュ 2着
菊花賞 ◎ タイトルホルダー 1着
と、かなりの絶好調。ありがたいですね。
何より応援してる本命が勝つ瞬間は本当に嬉しい。馬券云々ではなく幸福感がありますね。
かなり話がそれましたがご存知の通り勝ち馬
タイトルホルダーは堂々の逃げ切りでした。
正直にいうとスタート後ハナを主張し逃げを打った時点で、やめてくれ…と言ってました。
たしかに弥生賞ではそれで勝ち切りましたが
それ以降は番手に付ける競馬を重ねて、おそらく競馬を教えてきたんだろうと、それが結果につながる日が必ず来ると思っての本命でした。
なのでここで逃げを打った横山武騎手に
それじゃあ弥生賞以降のここまでのレースはなんなんだよ〜と言いたかったです。
1000m通過は1分。緩い逃げとも言えずこのままでは厳しいと思った後、ん?もしかして遅いか?と思うタイミングがありました。
坂の手前、1600m地点です。
しかし2番手との差は詰まってない。気のせいか?と思っている間にあれよと4コーナー。
手応えが悪くない。そのまま5馬身つけての完勝でした。
喜びより先に空いた口を塞ぐ方が大変でした。
なんだこれはと、確かに本命に推したが3000mを逃げ切れるから推した訳ではない。
何が起きたか分からず、レース後のラップを
今か今かと待ちました。
そしてレース後発表されたラップがこちら。
序盤1000m 12.5-11.1-11.5-12.1-12.8
中盤1000m 12.6-12.8-14.3-13.1-12.6
終盤1000m 12.4-11.7-11.5-11.4-12.2
注目は中盤の14.3のところ。ここは平坦なのだ。
ここで一気に緩めた。しかしだ、後続との差は詰まらない。
この平坦のポイントは下りの手前。つまり必然的にペースが速くなるポイント。
おそらく、このレースの中で唯一意図的にペースを落としても後続との間隔をキープできる位置だった。というのが結果だろう。
このペースが成立してしまったことでタイトルホルダーはかなり楽になった。
しかもこのあと直線でも11.0台のラップで脚も落ちてない。これを差し切ろうとなると…
こうして生まれた23年ぶりの菊花賞での逃げ切り勝ち。
タイトルホルダーは父、ドゥラメンテの果たせなかった菊花賞の戴冠を。
騎手、横山武史は父がセイウンスカイで達成した逃げ切りを果たした。
ただ、タイトルホルダーがこれで長距離をやれる馬だ。というのは疑問符がつく。
奇策と言っていいこの逃げがスタミナ自慢の古馬相手に通用し続けるかというと今の時点ではなんとも言えない。
まだまだ書きたいことはあるのだが既に金曜日。
そちらの方の筆も進めたい為、今回は略式とします。もしかしたら改めて書くかも。
では皆さん。次の重賞予想で。