三強!?波乱!?秋空に濡れる秋の盾!#天皇賞秋前日考察
この時期、週間天気予報なんてアテにならないもんで、明日の天気すら急に変わってしまう。
困ったもんですね。
実害もありますよ。なんといってもこの予想
ほぼ下書きしてたのにまんま書き直しです。
菊花賞の回顧で手抜きした時間で書いてたってのに…
予報では日曜は午前が雨で午後からは落ち着く予定だったのが一日中振ることになりました。
ではそこを踏まえて早速考察に入ります。
あと今回変な印の打ち方するので楽しみにしてて。
まず逃げ馬。これがいない。シルポート帰ってきて〜。
まぁ、前目に行く馬はまぁまぁいる。
内から
ポタジェ
エフフォーリア
トーセンスーリヤ
カイザーミノル
カレンブーケドール
ヒシイグアス
さて誰がハナに行くだろう。
凄い話逸らすんだけどいい?後にする?
ちょっとだけ話させて。
まず天皇賞秋、秋の重賞はいくつもあれど中長距離路線において大一番と言えるレースはおそらく有馬記念、ジャパンC、そして天皇賞秋ではないか?
賞金的な意味合いで言えばジャパンCが1番高いのかな?
なんでこんなこと言うかって、つまりレースレベルの話、名だたる名馬が競争生活の大目標の一つとして設定する。そういうレベルの格式あるレースだということ。
数字の話しだすとキリがないからめちゃくちゃはしょると天皇賞秋の傾向として
・上がり勝負。
・ここ10年でのタイムがめちゃ早い。
・基本後ろから来てる。
みたいな印象。データもおおむね合ってる。
そしてもう一つ。
純粋に逃げ馬が勝ったのは歴史上ニッポーテイオーだけ。1987年の話。
その3年前までは3200mだった天皇賞秋。
2000mになって37年。逃げて1着と記録されてるのはニッポーテイオーとプレクラスニー。
は?2頭じゃん。まぁ2頭だ。プレクラスニーがゴール板を駆け抜けたのが1番ならね。
1991年。この年、1番にゴール板を駆け抜けた馬の名前はメジロマックイーン。
この年メジロマックイーンは失格になったので繰り上がりで1着入選になったのがプレクラスニー。まぁ逃げ切りだ、と言われるならそれでもいい。本題に戻る。
つまり天皇賞秋のレース傾向的に、特に近代競馬において
天皇賞秋の逃げ切り勝ちは前例がないレベルの話。
それを踏まえて隊列の話。
もうこうなると、どうぞどうぞの展開。行き脚とかテンの速さとかではなく、鞍上が生かせるかどうかもある。
しかしイーブンに出ればカイザーミノルだろう。エフフォーリアは逃げないか?
先週タイトルホルダーで逃げ切りを演出した横山武史が乗ってるエフフォーリア。
奇策は?いやそんな馬ではないだろう。
本当か?
まぁ逃げないとして。
しかしお気づきかカイザーミノルの鞍上。
横山典弘。なんの因果か。
鷹の目的には、あー面白いもん見つけちゃった状態。
まぁ大勢に影響なし。おそらくポタジェ、トーセンスーリヤ、カイザーミノルのいずれかがハナになるだろう。
ちなみにトーセンスーリヤに乗るのは
横山和生。ニヤニヤが止まらんっす。
もう雨で書き直しになったせいで脱線で筆が進まないマンになっている。許して欲しい。
真面目な話すると明日の雨は小雨予報。
おそらく良馬場発表だが緩めの馬場
もしくは稍重といったところだろう。
逃げてペースを作りたい馬がハナではない以上前半は緩いペースが想像できる。
あえて言えばカレンブーケドールが外を回されるのを嫌って前を取りに来るとやや流れるか。
それでも平均だろう。
そこからほぼ馬なりではないか。直線が長い関係上、無理に前に出す必要もない。
脚がある馬なら地力勝負濃厚。
では展開、馬場が有利に働く馬を上げてみる。
まず気になったのがエフフォーリア。
マイルより中距離で実績のあるエフフォーリアなら雨でスピードのいる追走勝負にならない点、逃げての馬がおらずで緩めのペースになりそうな点、そして枠も5番とすんなり出ればポジションを選べる立場。最終コーナーの周り方。とりわけ馬群を捌けるかにかかっている部分はあるが覚醒中の武史騎手に期待したい。
そしてコントレイル。
当代最強、8代目牡馬三冠馬はここでは
横綱相撲を期待される立場、1枠1番。ゲートでポーンと出るタイプかと言われると普通。吉と出るかはわからない。出てみないと。
雨で内の状態がどうこうの話になるかと思ったがそこまで酷くなさそうなのであまり気にしないことにする。時計のかかる馬場はいける。
東京ももちろん大丈夫。そしてダービー同様左回りなのでそれも◎
大阪杯みたいに早めに足を使わされない限り行けるだろう。
レイパパレがいないならそんなペースにはならない。エフフォーリアと同じ部分で恩恵を受けれそう。
三強最後の一角、グランアレグリア。
本命にしてる人多そう。オッズ以上に。
まぁ三強では5歳ということでレース巧者だ。って人も多いだろう。わかる。
ただ悩みの種はある。雨だ。
エフフォーリアやコントレイルは得意距離的にプラスになりそうだがグランアレグリアはマイルが主戦場ではないか?
なら基本早いペースで追走するパターンが得意なはず。切れ味勝負なら負けないもわかるがなんせ直線が長い。加速で勝っても出力で負けちゃあしょうがない。出力あるけどね。
そして枠。外目だ。馬なりなら三強で外を回すのは彼女。そしていかにも中距離っぽいレースになるなら2000mはやれるといっても他の方がベストな状態な可能性はある。
正直三強で1番馬券から外れるイメージがない安定感はある。
ただこの三強で勝つ可能性が高いを言うと怪しい気持ちもある。
パフォーマンスを出すにはせめて後半、出来れば前半も流れて欲しいところ。
三強の格付け予想。
単勝予想は
◎エフフォーリア
○コントレイル
▲グランアレグリア
あくまで天気や馬場に左右されるが。だ。
あといきなり大逃げかましたりとか奇策があると予想の意味がなくなることも覚えておきたい。
じゃあ一角を崩すのは誰か。
まず考えたいのはどのパターンで誰が消えるかだろう。三強なんだから。
エフフォーリア。まぁ子供らしさが出た時だろう。追走で思いっきりかかったりだね。
その時はエフフォーリアの後ろ取ってる馬は直線で伸びず前が開かない可能性もある。ワールドプレミアあたりはエフフォーリアと心中するかもね。
コントレイル。内がマイナスに出た時。そしてゲートであまり速く出せず包まれた時、1枠の不利が出るかもしれない。
ただ他の馬に及ぼす影響も少なそう。
地力で上がっても届かずは想定したい。
グランアレグリア。条件的に1番飛びそうなんだよな。カイザーミノルに次いでカレンブーケドールが前目を主張する展開なら外外を回す流れもありそう。マイルが主戦場の馬にとってそれがこなせるかどうかだろう。
三強の崩れパターンの中で名前が出たカレンブーケドール。
穴本命に推したいと思う。4番人気だが三強なので穴になる。
実際G1取る力はある。少し運が向けば取れると思うがまぁ難しい。このメンバーなら尚更。
距離はこなしてくる。宝塚記念でも4着。
あのレースは結果前が残った。圧倒的なクロノジェネシスは置いておいても追走力は評価したいところ。
ヒモ荒れ機体ではあるがカレンブーケドール以外に来れる馬というのも限られると思う。
というわけで2着以下。
3着予想印、複勝印はこう。
◎カレンブーケドール
○サンレイポケット
▲ポタジェ
△モズベッロ
⭐︎ペルシアンナイト
サンレイポケットを○に置いてみた。
前走毎日王冠では圧巻のレースを見せたシャネルマイスターが上がり33.0で1位の脚を。
では2番は?ダノンキングリーも33.7。
なんとサンレイポケット、33.5の脚を使っている。毎日王冠以前は2000を使ってきていたこともあり、距離も行ける。グランアレグリアの1つ内というポジションがどう出るか。グランアレグリアと心中することになる可能性はあるがここは狙いたい。
その毎日王冠でサンレイポケットに先着したポタジェは▲。毎日王冠の一つ前、新潟大賞典ではサンレイポケットの2着になってるあたり、この2頭の格付けにも注目したい。(どうでもいいかもしれん)
モズベッロは大阪杯だね。重馬場で後ろから動かしていった。怪我がとにかく気になるが早めに動かして苦しくなったとはいえコントレイルを差した脚があることは事実。素直に評価したい。あとこのコンビ推しだから。
そしてペルシアンナイト。終わった馬。その評価に対して待ったをかけた前走札幌記念。
上がりで使った脚はラヴズオンリーユーの35.1に次ぐ35.2。
正直感動した。馬券を持っていたのもあるが
ラヴズオンリーユーにアタマ差の3着を評価しないならディープインパクトだけ買ってろと思ってしまう。
自分でも何言ってるかわからんがこれは応援も入っている。
デキもあるだろう。上手く調整出来ているか、当日の様子はどうか。しかし年齢、距離適正を考えるともしかしたらG1の掲示板すら最後のチャンスかもしれない。
頑張ってほしい。
まとめよう。
単勝予想
◎エフフォーリア
○コントレイル
▲グランアレグリア
複勝予想
◎カレンブーケドール
○サンレイポケット
▲ポタジェ
△モズベッロ
⭐︎ペルシアンナイト
まだヒモに入れたい馬はいるがキリがないのでここまで。
もし3頭で決まったとすればそれはそれでレベルの高い駆け引きを見ることができると思う。
ここまで読んでくださってありがとうございます。皆さんの馬券が当たりますように。